顎(アゴ)が痛い

自分でできる応急処置は

①自分の体に合う鎮痛剤を飲んで痛みをやわらげます。
②フランスパンやスルメ、ガム、とんかつなどの食べ物は控えましょう。
③うつぶせ寝をしないでください。
④顎(アゴ)の筋肉のマッサージをする。(効果がなかったらやめてください)
⑤ストレスを感じると「噛みしめ」をしてしまうので、リラックスする。
⑥頬杖などをしない。
⑦患部を冷えピタシートをする。(氷などを使って直接患部に当てないようにします)

顎(アゴ)の痛み治療法は

①顎関節症
ストレスや噛み合わせ、頬杖、うつぶせ寝など顎(アゴ)の負担となるようなことをしたりフランスパンやスルメ、とんかつなど固い食べ物を食べるなどの複数の要因が重なって発症します。
薬物療法やスプリント療法を使って痛みを軽減します。

②歯が原因の場合
歯の根っこに嚢胞(のうほう)があり炎症を起こして顎(アゴ)の筋肉に炎症が及んでいて顎(アゴ)が痛くなることがあります。
化学療法をして根管治療を行います。

③親知らずが原因の場合
親知らずの周囲が炎症起こして顎(アゴ)の筋肉まで炎症が到達すると顎が痛くなります。
化学療法をして必要に応じて抜歯することがあります。

④蓄膿症(上顎洞炎)
上顎洞に炎症が起きると顎(アゴ)の周囲まで炎症が到達して痛みを感じます。
化学療法をして改善します。
原因が歯なら保存療法を行い、鼻が原因なら耳鼻科を紹介します。

⑤唾液腺に炎症がある場合
耳下腺 など唾液腺に炎症があると顎(アゴ)が痛くなる時があります。
速やかに耳鼻科を紹介します。


顎(アゴ)が痛いと言っても原因は色々とあり視診や触診、デジタルレントゲン、CTを駆使し診査をして的確に痛みを止めるために診断します。

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