会話すると口から息が出ます。
その息が相手に対して不快感を与えるのが口臭です。
自分に口臭があると、それを気にすることで人間関係に支障をきたすことがあります。
しかし口臭は、予防対策をすることで悩むこともなくなります。
ではその予防対策とはいったいどういうものでしょうか。
まずは口臭の原因や種類から説明しましょう。
口臭の原因はガス
口腔内の嫌気性菌が揮発性硫黄化合物を作り、臭いが不快に感じる特有のガスを発生することが原因。
口臭の種類は3つあります
生理的口臭
起床直後は、夜間に唾液の分泌が減ることで嫌気性菌が繁殖し、揮発性硫黄化合物がつくられて口臭が発生します。
健康な人でも一時的に口臭が発生しますので、必要以上に気にすることはありません。
飲食物や煙草、アルコールなどによる口臭
ニンニクやネギ、タバコ、お酒などは体内で吸収された物質が血液に沿って運ばれます。
最終的に呼気として排出されて口臭が発生します。
この口臭は時間とともに減少する一過性のものです。
病的口臭
口腔内の疾患、鼻や喉などの疾患、呼吸器系や消化器系の疾患などが口臭の原因になることがあります。
当院が専門の口腔内が原因である場合については次のようなポイントを検査します。
1.歯周病
2.唾液の減少
3.口の中の清掃不良
4.補綴物の不良
5.多量のプラークや歯石の付着
6.進行した虫歯
口腔内が上記のような状態にあてはる場合は、その原因を除去し臭いの発生を軽減するための治療をおこないます。
鼻や喉、呼吸器系、消化器系の疾患が原因の場合は大学病院などの専門外来を紹介します。
口臭治療と予防
セルフケア
歯ブラシやデンタルフロス、デンタルリンスなどを使って予防します。
確実な睡眠や食生活、また気持ちのゆとりのある生活をしていきましょう。
歯科医や歯科衛生士によるプロフェッショナルケア
口腔内のクリーニングをおこない歯周病や虫歯の治療や予防をおこないましょう。
また定期的に歯科検診を受けましょう。
ブレスチェッカー
当院では、半導体ガスセンサーにより6段階に口臭を判断し数値としてチェックします。
東陽町歯科医院は歯周病が原因となっている口臭治療のみを行っています。
「歯周病かも...?」とお悩みの方は気軽にご相談ください。