親知らずがあるとどういうリスクがあるのか
親知らずがあることにより、口の中の衛生管理が行き届かなくなり、健康な歯まで虫歯になることがあります。
ここではそんな親知らずによって引き起こされた症状と治療を紹介します。
歯ブラシが届かない
親父らずは一番奥の歯なので歯ブラシの毛先が届かず、汚れがたまりやすいため虫歯になってしまうことがあります。
食べカスがたまっています
汚れがたまって隣の歯までブラッシングできません
虫歯になっています
この歯を虫歯治療しました
炎症が起きる
親知らずがあると隣の歯との間に歯肉の隙間(ポケット)ができ、汚れがたまりやすくなるため炎症が起きやすくなります。
隣の歯が炎症を起こしています
歯茎も炎症を起こしています
また疲れたり、夜更かし、風邪をひいて体調がすぐれなかったりすると、親知らず周囲の歯茎が炎症を起こして顔の半分が腫れたりします。
隣の歯まで炎症を起こしています
隣の健康な歯まで虫歯に!
親知らずは奥の歯なのでブラッシングできず、隣の歯のブラッシングまで邪魔してしまい、隣の良い歯まで虫歯になってしまうことがあります。
見た目はきれいな歯です
デジタルレントゲンで見ると横から虫歯になっているのを確認できます
穴が横からあいています
こんなに大きな虫歯が出てきました
顎関節症を誘発
親知らずがあると歯と歯の咬み合わせで早期接触することがある場合、顎関節症を誘発することがあります。
歯並びが悪くなる!?
親知らずがあると歯並びに影響することがあります。
咬傷
親知らずがあるとほっぺたを咬むことをがあります(咬傷)